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浜田省吾 アルバム『The History of Shogo Hamada "Since1975"』 [アルバム]

『The History of Shogo Hamada "Since1975"』


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2000年11月8日に発売。



ご存知のように、浜田省吾のミュージシャン
としての活動は、1975年に盟友・町支寛二らと
結成したバンド「愛奴」のメンバーとしてデビュー。

そのスタートを切って以来、ミュージシャンとしての
キャリア25周年を記念して発売されたベストアルバム。


浜田省吾としては、これまでにもバラード集や
コンピレーション・アルバムは発表してきたが
いわゆる「ベスト・アルバム」としては意外にも
25年目で初めてのリリースだった。


このベストアルバムに収録する曲の選定においては
「History」というタイトル通り、浜省のこれまでの
音楽活動を語る上でターニング・ポイントになった
曲という基準で選考が進められ、ファンからの
リクエスト投票などを踏まえて選曲されている。


膨大な曲数から選び出す必要があるわけだが、
あえて2枚組にはせず、1枚にまとめて収録された。

そのためどうしても入れることができなかった曲もあり
本人は心が痛かったといっている。

また、「悲しみは雪のように」はドラマ主題歌に
起用されたのシングル・バージョンが収録されているが、
今回がアルバム初収録となった。

この「悲しみは雪のように」を除いては、
すべて発表当時のオリジナル音源で収録されている。


また、面白い(と言っていいのか…)ことに、
浜田省吾の音楽の原点でもあるビートルズの
ベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1』と発売週が重なった。、

図らずとも、「浜田省吾とビートルス」のベストアルバム対決
になったわけだが、42万枚を売り上げた浜田省吾が
ビートルズを抑え初登場1位を獲得した。

最終的には123.3万枚の売上を記録し、
浜田省吾のアルバムでは初めてのミリオンセールスとなった。


若い世代(20代〜)の新しいファンの中には
このアルバムがきっかけで浜田省吾を聴くようになった
というファンも少なくない。


もともとの浜田省吾ファンである友人や家族に
「浜省のベスト版ってないの?」と聴くと、
当時はこのアルバムしかなかったことから
貸す側としては、必然的にこのアルバムを
貸すしかなかったわけだ。


そのため、「借りて聴いた」という人が
最初の借りたアルバムがこのベスト盤である
ことが多い。


ただ、コアなファンからは、確かにベスト盤だが
「ストレートすぎる」という声もあった。



また、2006年8月9日に
『The Best of Shogo Hamada vol.1』と『vol.2』の
発売と同時に、面紙ジャケット仕様・セルフ・ライナーノート
付きで期間限定にて再発された。

すると驚くことに、再発盤ながら週間チャートで18位を記録した。


収録曲

1. 二人の夏(by AIDO)
2. 路地裏の少年
3. 片想い
4. 終りなき疾走
5. 丘の上の愛
6. ラストショー
7. 陽のあたる場所
8. MONEY
9. AMERICA
10. J.BOY
11. もうひとつの土曜日
12. 悲しみは雪のように(single version)
13. 星の指輪
14. さよならゲーム
15. 青空のゆくえ

浜田省吾 アルバム 『初秋』 [アルバム]

『初秋』


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2003年9月26日に発売。



以前から「バラードコレクション」は3作発表され
ファンの間でも、「別バージョンが聞けて新鮮」と
評価も高かった。

そんなバラードコレクションの
セルフカバー・アルバムの第4弾となる作品。

『EDGE OF THE KNIFE』(1991年)が10代、
『Sand Castle』(1983年)が20代、
『Wasted Tears』(1989年)が30代を
主人公にしてきた流れに従い、本作は
40代以上の大人のバラードが選ばれている。

タイトルの『初秋』も曲名ではなく
「人生の秋」を意味しているのだそうだ。

全体的にアコースティックな音作りになっている。


先行シングルとして「君に捧げるlove song」が発売された。
この楽曲はセルフカバーによるリメイクではなく、
このアルバム用に制作された唯一の新曲。

収録曲の「ガラスの部屋」「悲しみの岸辺」「星の指輪」
の3曲は特にファンに人気のある曲である。


また、本作のジャケットは

夕暮れに佇む女性と寄り添う犬
が描かれているが、

これは本作用に作られた
「君に捧げるlove song」の
詩の世界観を表現しているように見える。



また、本作発売に合わせて過去のバラードコレクション3作が
リマスター盤にて同時発売された。

浜田本人は
「このアルバムが最後のバラードコレクションになる」

と話している。本作の発売に伴うツアーは開催されなかったが
ファンクラブ会員限定のコンサート10公演が全国で開催された。


特に女性ファンから人気のあるアルバムの
一枚なのだそうです。



1. 君に捧げるlove song
アルバムのリード曲として制作された新曲。

2. PAIN
オリジナル:11thアルバム『DOWN BY THE MAINSTREET』収録

3. 悲しみの岸辺
オリジナル:12thアルバム『J.BOY』収録

4. ガラスの部屋
オリジナル:6thアルバム『Home Bound』収録

5. A LONG GOODBYE
オリジナル:14thアルバム『FATHER'S SON』収録

6. NEW YEAR'S EVE
オリジナル:14thアルバム『FATHER'S SON』収録

7. Give Me One More Chance
オリジナル:23rdアルバム『SAVE OUR SHIP』収録

8. 君の名を呼ぶ
オリジナル:23rdアルバム『SAVE OUR SHIP』収録

9. 紫陽花のうた
オリジナル:20thアルバム『青空の扉 〜THE DOOR FOR THE BLUE SKY〜』収録

10.永遠の恋人
オリジナル:24thシングル「アヴェ・マリア」カップリング収録

11.星の指輪
オリジナル:18thアルバム『その永遠の一秒に』収録

12.初秋
オリジナル:18thアルバム『その永遠の一秒に』収録

13.我が心のマリア
オリジナル:19thアルバム『ROAD OUT "TRACKS"』収録

浜田省吾 アルバム 『SAVE OUR SHIP』 [アルバム]

『SAVE OUR SHIP』


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2001年8月22日に発売。


見ての通り、浜田省吾のアルバムには珍しく
真っ赤で派手なジャケット。

1998年から2001年まで4年間に渡って行われた
「ON THE ROAD 2001」の集大成的なアルバム。

ツアー期間中に発表されたシングル曲が
多数収録されているが、いずれも収録に伴い
アレンジし直されている。

先行シングルの「君の名を呼ぶ」を除くと、
12曲中7曲が既発曲となっている。

「LOVE HAS NO PRIDE」のようなヒップホップや、
「午前4時の物語」のようなラップ調の楽曲が
収録されており、今までにない浜省ワールドを
感じることができる。


発売時のインタビューでも

「ポップ・ミュージックは旬でなければいけない。
後ろを振り返ってオールディーズになるのは嫌なんです」


と話していた。

また、アレンジ面では最新のデジタルサウンドに
仕上がっているが、これは水谷公生による
音楽作成ソフト「プロトゥールス」が使用されているため。


チャートの方では初登場2位となった。
アルバム発売後に「ON THE ROAD 2001」の
締めくくりとして、全国アリーナ・ツアーが開催された。


また、収録曲の6、7、8曲目は実はリンクしている。
と浜田省吾本人が語っている。

7曲目の「午前4時の物語」で刺された男が
6曲目の「真夏の路上」の主人公であり、
刺した方の男は、8曲目の「あい色の手紙」の
主人公なのだそうだ。

言われてみればなんとなく繋がっているような…。


ただ、「あい色の手紙」は、すでに1970年代に
「昼休み」というタイトルで歌われていた曲で、
新たに歌詞を書き換えて発表された。

同じく、6曲目の「真夏の路上」は、1995年に
吉田栄作に提供した楽曲のセルフカバー。
吉田に提供した曲名には「午前3時のWILD BOY」
というサブタイトルが付いていた。

このアルバムの中でも、おそらく多くのファンが
「んん?」と感じたであろう、4曲目の「午前4時の物語」は
かつて実施したファンクラブの人気投票で1票も入らず、
本人はショックを受けていた。
その後、リベンジとして
『The Best of Shogo Hamada vol.3 The Last Weekend』
にてリメイクされた。


このアルバムの中で、浜田省吾本人が
もっともお気に入りの曲というのが
9曲目のラブソング「彼女」だと語っている。




1. 青空
2. …to be "Kissin'you"
3. Give Me One More Chance
4. LOVE HAS NO PRIDE この街の男は女のことで悩みすぎてる
5. 君の名を呼ぶ
6. 真夏の路上
7. 午前4時の物語
8. あい色の手紙
9. 彼女
10.Theme of "Midnight Cab"
11.モノクロームの虹
12.日はまた昇る

浜田省吾 アルバム『MY FIRST LOVE』 [アルバム]

『MY FIRST LOVE』

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2005年7月6日に発売。


爽快なロックテイストのアルバムに
仕上がった一枚。

浜省本人が
「原点に戻りながらも、
またひとつ新しいドアを開けた感じ」


と語っている。


1曲目の「光と影の季節」という
タイトルにもあるように、日常の中の
光と影のワンシーンを切り取って
それぞれを対比させながら情景を描いている。

「I am a father」や「花火」のように
浜田自身の世代・年齢を反映した楽曲も多い。

また、バラード・ナンバー「君と歩いた道」
に関しては「100点満点の曲」と自画自賛している。

アルバムのタイトル曲になっている、
9曲目の「初恋」では、"オレの初恋はRock'n'roll"と
歌われアルバムの中核となる楽曲となっている。

また、歌詞の中にもビートルズやボブ・ディラン、
ジャクソン・ブラウンといった浜省自身が影響を
受けてきたアーティストの名前や楽曲名が登場する。

アレンジの中にも様々な洋楽ナンバーのフレーズが
ふんだんに取り入れられている。

コンサートでは、「初恋」の最後に
The Beatles の「Nowhere Man」の
一節、 

  He's a real nowhere Man,
  Sitting in his Nowhere Land,
  Making all his nowhere plans for nobody.

の部分を実際に歌っている。


浜田省吾いわく

「初恋の女の子は誰か?」と言われても
思い当たる子はいない。しかし、ちょうど
初恋をする年頃に姉の影響でビートルズを
初めて聴き衝撃を受けた。
だから、俺の初恋はロックンロールなのだ。

とインタービューに答えている。


また、このアルバムに収録された曲は
2004年に一気に全曲書き上げたもの。



浜田省吾 アルバム『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』 [アルバム]

『Journey of a Songwriter 〜 旅するソングライター』

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2015年4月29日発売

浜田省吾の18枚目のオリジナル・アルバムです。

「2020年の東京オリンピックまでには
できるんじゃない!笑」とインタービューで
浜省本人も冗談めかして答えていましたが、
前作の『My First Love』から10年を経ての
アルバムということで、ファンの間では
「待ちに待ったアルバム」になりましたね。



浜省自身もインタビューで
「浜田省吾=ロックと言う概念は向こう側に置いて聞いてほしい」
と語っているように、ROCKテイストの曲よりは
レゲエ、ダンス、クラシック、弾き語りなど
多彩な音楽性を感じ取ることができます。

このアルバムの12曲目に収録されている
「恋する気分」は2009年のファンクラブイベント
100%FUNFUNFUNで一度披露されており、
その様子が特典DVDにも収められている。

「路地裏の少年」は、家を出て行く少年が
描かれていたが、年月を経て「夢のつづき」
では、子供を家から送り出す親の歌と
なっており、浜田省吾本人もリスナーにも
その時間の流れを感じさせる部分がある。

これまでのような爽快なロックという
曲ではないが、アルバム4曲目に収録された
「マグノリアの小径」はファンの間では
「これぞ浜田省吾!」と言われる人気の曲
である。
同時に、ダンスナンバーの「夜はこれから」は
これまでの作品には無かったテイストであるが
ファンからの人気が高い1曲!

8曲目「瓶につめたラブレター」は意外にも
1993年の『その永遠の1秒に』の時には
ミックスダウンまで行われ、すでに完成していた
曲とのこと。

それを今回、jazzyなテイストを加えたアレンジで
蘇らせたのだから、やっぱり浜田省吾だ!

⒈曲目の「光の糸」で“友よ”と呼びかけ
ラストの「誓い」でも“友”を歌ったことが
アルバムに深い意味を感じる。

浜省本人いわく、

「病気と闘った友もいるし、自然災害や
事故を闘って亡くなった友もいる。その友を
悼む気持ちです。そしていずれ自分も友に
見送られる立場になる。そんな気持ちが
“友よ”になっているんでしょうね」


とのこと。


また、限定版アルバムではBlu-ray/DVDが
セットになっていましたが、意外なことに
浜田省吾名義のアルバムに特典DVD/BDが
付属するのは初のことなのでした。

収録曲は
1. 「光の糸」
2. 「旅するソングライター」
3. 「きっと明日」
4. 「マグノリアの小径」
5. 「美しい一夜」
6. 「サンシャイン・クリスマスソング」
7. 「五月の絵画」
8. 「瓶につめたラブレター」
9. 「ハッピー・バースデイソング」
10. 「夢のつづき」
11. 「夜はこれから」
12. 「恋する気分」
13. 「永遠のワルツ」
14. 「アジアの風 青空 祈り part-1 風」
15. 「アジアの風 青空 祈り part-2 青空」
16. 「アジアの風 青空 祈り part-3 祈り」
17. 「誓い」



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